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【ライブCD】 ■《SO WHAT２》「第4話▶︎DKR、絶体絶命。」 フルバンドでの東名阪ツアーを終えて間もないタイミングで開催されたDKRライブは「絶体絶命」と銘打ち「フルバンド編成に負けないライブを！」という意気込みで自分達にある種のプレッシャーを掛けながら臨んだライブだった！ このステージのアイデアを練っていた当初は『レッド・ムーン』『ディープ・ダイヤモンド』に象徴される「どこかスリリングな曲」を選曲することで「絶体絶命」感を演出したのだが、リハーサルが進むにつれ、バンドサウンドに負けないような興奮やスリリングな刺激を感じるにはもっと「グルーヴ」を出すことが不可欠であるということに行き着いた。 そんな「グルーブ」の強化こそDKRの最重要課題であることに目覚めたこのライブのリハーサルの中で「『レッド・ムーン』を使って生楽器だけでグルーブを出す練習」に時間を割き、それがのちの人気ライブシリーズ『SESSIONS』のアイデアの原点となった。 スリリングと言えば、ワンコードで一見、単調なフレーズがずっと繰り返されているように感じる『Bad Bad Bad』だが、実は色々と変則的なギミック（仕掛け）があり、似通ったフレーズな分、余計に一歩ズレると絶体絶命！！曲の入りも少し複雑なタイミングで入ったりするので、演奏する側は毎回スリルたっぷりで冷や汗をかいているのはココだけの話（笑） より一層のグルーヴ強化に目覚めた「スリル」と「興奮」に満ちたこのアルバム、DKRのサウンドの転換点としても必聴。 ■収録曲 01 Top Secret 02 Blow Up 03 青に消えたSilent Night 04 レッド・ムーン 05 ディープ・ダイヤモンド 06 If You Want 07 お気に召さないか？ 08 Bad Bad Bad 09 世界の果て、時間の終わり 10 Vanilla 11 Burning Guitar