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【ライブCD】 ■《Sessions_#10》 全体的に「オ・ト・ナ」な雰囲気を醸し出す《Sessions_#10》 。艶やかで伸びのあるボーカル松岡の歌声がどの曲を聴いていても心地よい。 この日のために新たにアレンジされた「Let Me alone」をまずは聴いてみて欲しい。歌とフレットレスベースが絡み合い、そこにアコースティックギターが佇む。まるで「孤独」「切なさ」「力強さ」と言った感情がメンバーに憑依して、音に姿を変えて眼前に描き出されたかのようだ。 《Sessions》という新たなライブシリーズを始めた当初は緊張も多く「純粋に楽しめる所に手が届く」状況を作るのは中々難しい事だった。しかしシリーズも終盤戦に差し掛かり、一曲一曲様々なアップデートをし、あれこれ試行錯誤を繰り返して行く中で、ふと気づくと少しづつ「演奏する楽しさ」に手が届くようになっていた。 「背伸びして大人っぽく見せる演奏は必要ない」と自身に言い聞かせて来たDKRにとって、前述した「オ・ト・ナ」な雰囲気というのも、緊張や挫折を何度も繰り返して来た先で、ようやく本当の意味で少し肩の力が抜けて来たからこそ醸し出せた空気感なんじゃないか、と自負している。 夜のドライブ、1人で歩く町中、一日の終わりに薄暗いベッドルームで…大人になったからこそ味わえる、センチメンタルなシチュエーションに浸りたい時にピッタリな一枚。 ■収録曲 01 Love + Harmony 02 Let Me Alone 03 Wonderland 04 Absence 05 Sexy Sexy 06 Heaven’s Underwear 07 レッド・ムーン 08 ディープ・ダイヤモンド 09 Vanilla 10 Study After School ※音声に音割れ・ノイズが含まれておりますが、収録時による物で再生機器の故障ではございません。ご了承下さい。