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【ライブCD】 ■《Sessions_#01》 「新たな挑戦」そんな言葉が幾度となくこのレビューにも登場したと思うが、新たに幕を開けたシリーズ《Sessions》は、今までのどんな挑戦よりも高く険しい山を乗り越えなければならないほどの困難な「挑戦」だった。 「打ち込みの音に支配されることなく、生演奏だけのバンドにも劣らない興奮やグルーヴを届ける」という挑戦を試みたのが最初の「SO WHAT」シリーズ。そのチャレンジを経て、今度は「打ち込みを一切使わず、ドラムレスで「ボーカル」「ギター」「ベース」の生演奏だけで興奮やグルーヴを生み出す」という挑戦をすることに。それはまさにDKR史上、ミュージシャンとしての真価が最も問われるシリーズとなった。 リズム楽器がいない中でグルーヴを生み出し共有することの難しさといったら…リハーサルでの試行錯誤の連続は「血のにじむような」という言葉が決して大げさでない程の苦しさだった。 そんな沢山の想いを抱えて、粗削りながらも少しずつ自分達のグルーヴを生み出して行った《Sessions》に傾けたDKRの熱量を、この日のステージからも感じてもらえるんじゃないだろうか。 《Sessions》を始めたキッカケにもなった「レッド・ムーン」や、お客さんと一緒に手拍子やコーラス練習をする様子も収録し会場の空気感までをパッケージした「I Wanna Know Because I don't Know」など、《Sessions》らしい醍醐味に溢れた聴きどころ満載の一枚となっている。 回を重ねるごとに進化していく大人気シリーズ《Sessions》の記念すべき第一作！！ ■収録曲 01 レッド・ムーン 02 あの恋のメロディ 03 I Wanna Know Because I don't Know 04 Hi-Fashion 05 青に消えたSilent Night 06 Sexy Sexy 07 真夏の誘惑 08 Star 09 A Sweet Little Bitter Love 10 Burning Guitar